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ショートステイの利用が、
家族の希望通りにいかない!
そんな現実がある現在の介護保険制度。
人手不足が主な理由で、
重度の利用者のショートステイ入所を拒む多くの介護施設・・・
この現実は、
人材不足の解消と、介護保険制度の大きな改訂がなければ、施設独自の取り組みだけでは難しい現実があります!
- 「大変な利用者さんはゴメンナサイ・・・」
- 「職員不足で対応できないんです・・・」
と言われない為に!
※実際はこんな風に断られないです。ケアマネさんによっては正直に話してくれる人もいます。
介護保険でショートステイを使おうとしても、実際はこの様に希望通りに利用できないことが多い現実があります。
ですが、
家族の工夫で利用がスムーズになる事が多いのです。
どのようすれば、介護施設から断られなくてすむのか?
長い介護生活の中でショートステイ利用は、介護疲れ軽減の為にも必要不可欠です。
上手にショートステイを使っていく為のおススメの秘訣をお教えします!
Contents
ショートステイを断られる理由を理解しましょう!
ショートステイの利用を断られてしまう理由は、
- 介護職員の不足問題
- 環境変化による利用者さんの精神的ダメージによる変化
- ショートステイが抱える様々な現実問題
- その他
など様々な理由があります。
現実は、
「選ぶ側ではなく選ばれる側」となってしまっています。
「一体なぜ??」
まだ読んでいない方は、こちらの記事に、
「なぜ?ショートステイが希望通りに利用できないのか?」を詳しく書いていますので参考にしてみてください!
↓ ↓ ↓
介護保険サービスでの「ショートステイ」の現状はこんな感じなのです!!
参考:初めてのショートステイ利用・予約徹底解説!家族が知っておきたい注意点とは?
「家ではない!」環境の変化が生む認知症の人の変化とは?
職員不足の現状を変える事は、
現在の介護保険制度では難しいです。
なので、
職員の介助が必要以上に求められる利用者さんは断られてしまう・・・
必要以上の介助が求められる原因となるのが、
- 環境の変化による精神的な不安
- 家で過ごしている時より落ち着かなくなる
- 興奮状態になり問題行動が増える
大きな心の不安が原因なのです!
「リロケーションダメージ」ともいいます。
特に「認知症」の方はこの傾向が強く出てしまいます。
- 「どこに連れてこられたのだろう・・・」
- 「知らない人ばかり・・・」
photo by : llyglad
もの凄く不安な精神状態になってしまい、問題行動が増えてしまうのです。
介護現場では実際にこのようなケースが多いです・・・
↓ ↓ ↓
◆歩行が不安定で転倒の危険がある利用者さんの場合
1、自分で立ち上がって「家に帰る!」と頻回に訴える
→転倒を防止する為、常に職員が見守る必要が出てくる
2、強い不安によって必要以上に「おしっこ…」と訴える
→転倒の危険がある為、常に職員が付き添ってトイレ介助を頻回に行わなければならなくなる。
3、強い不安が「暴力・暴言」になり他の利用者さんへの影響が出てしまう。
この様に、
精神的に不安定な状態でショートステイを利用すれば、様々な問題が生じてしまい・・・
職員が常に見守りや介助が必要な状態になってしまうのです。
結果、
職員の手が追いつかない・・・
↓ ↓ ↓
利用を断られてしまう事が多くなってしまうのです。
ショートステイを断られないようにするには?
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ショートステイを断られないようにするには、
精神的に落ち着いてもらう事がとっても大切です!
自分の意志ではない、
介護している私たち家族の判断で利用するショートステイ・・・
「なんでこんな知らないところにいるの?」
と不安を感じないような配慮が必要なのです!
その為には、
早くからショートステイに慣れてもらう事!!
早くからショートステイを利用するメリットは?
- 認知症が進んでも「何となく覚えている場所」になる!
- 関わる介護職員との良い人間関係構築
この2つが大きな理由です!!
介護サービスは、
結局は「人と人」
信頼関係がとっても大切なのです!!
場所も人も慣れ親しんだ場所になればいいのです!!
あなたも、全く知らない場所にいたとしたら、
知っている人がそこにいれば、少しは落ち着きますよね??
介護職員が利用者さんの事を深く理解していけば、
- こんな声掛けすると笑ってくれますよ!
- こう接すれば「笑顔」になって介護拒否もなくなります!
などなど、
早い段階からのショートステイ利用が、介護職員との人間関係の構築と施設環境への慣れを育んでいきます!!
結果、
精神的に安定し、様々な問題が起こりにくくなるのです。
早くから慣れてもらう為に家族が出来る工夫とは?
早くからショートステイに慣れてもらう工夫として、家族が出来ることは?
最初の頃のショートステイに
しっかり関わること!!
初めてのショートステイで、
利用する親が「帰りたい!!」と強く訴えた場合には、
「迎えに行くよ!」位の感覚でいれば、
本人からしてみればとっても「安心」です!
その他にもこんな工夫ができます!
- 直筆の手紙を書いて安心してもらう工夫をする
- 携帯や電話ですぐに話せる環境作り
- 毎日面会に来て一緒に食事をする!
などなど、
介護施設にはじめから任せっきりにするのではなく、
安心の為に関わるようにしてください!!
ショートステイでの親の様子やプロの職員の対応などよく観察できます!
この様に、
早い段階から担当ケアマネージャーに相談し、ショートステイを利用していけば、長い介護生活の中で、とても便利な「ショートステイ」を上手に利用できるようになるはずです!
まずは、
担当ケアマネージャーさんに相談してみましょう!!
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