認知症と痴呆症ってどう違うの?違う病気なの?ボケ老人は禁句でタブー?

 

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認知症と痴呆症って違う病気??

 

あなたは、

認知症と痴呆症の大きな違いをご存知でしょうか?

 

 

「ボケ老人」という言葉は、

今の時代は使ってはいけないの?

 

 

認知症という言葉の由来は?

 

今更聞けないかも?

そんな疑問にお答えします!!

 

Contents

痴呆症と認知症の違いって何なの?「ボケ老人」はもうタブーで禁句なの?

 

今日は、認知症患者さんへ接し方としての、

一番大事な部分、認知症という言葉に含まれた意味をお話ししますね!!

 

 

2017年現在、

「ボケ老人」「痴呆症」という言葉を使うことが少なくなってきました。

 

 

すでに「ボケ老人」っていう言葉は禁句で、

強い差別用語になっています。

 

 

その理由は、

高齢者の方たちに対しての、とっても大切な考え方でした。

 

 

痴呆症と認知症の違いとは何か?

 

 

それは!!

 

 

 

言葉の違いだけなんです!

 

「・・・・・!」

 

 

つまり、

「同じ病気という事です!

 

脳の委縮や血管性の障害などによって、知的機能が低下してしまう症状。

 

 

その症状を、現在では、

「認知症」と呼び、日本国内で統一されています。

 

 

認知症は、初期であれば進行をかなり遅くできたり、正常に戻すことが出来る!って知っていましたか?

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参考:うちの親が認知症かも?たった10分の簡単検査で判定!ただの物忘れとの違いとは?

 

なぜ?「認知症」という表現・言葉に変わっていったの?

 

 

それは・・・

 

呆け(ボケてる)・呆け老人という言葉を、

差別的で、卑下している!と考えたからです。

 

  • 「隣のおばあちゃん、ボケちゃってさぁ~」
  • 「あのおばあちゃん、ボケてるんじゃない?」
  • 「うちのおじいちゃん、ボケちゃってるんだよ」

 

どうでしょうか?

 

なんか・・・

高齢者の人たちを、なんかバカにしているように聞こえませんか?

 

 

昔は、認知症という言葉はなく、

「呆け老人」と呼んでいました。

 

 

「呆け」という言葉は、

「愚か」「ぼんやり」など、相手を卑下している意味を含んでいます。

 

今では、

  • 「うちの親ボケちゃってさぁ・・・」
  • 「最近俺、ボケてきたかもしれない」
  • 「わしはもうボケ老人だよ・・・」

 

など、自分や身内に対して使われる程度になっていますね。

 

なので、

今後も「ボケ老人」という言葉はなくならないと思います。

 

認知症老人

photo by : ugururlu0

 

◆認知症という言葉で国が統一した理由は?

 

 

今まで私たちのお世話をしてくれた、

おじいちゃん、おばあちゃんの病名を「呆け」と呼びたくないという想いと、

 

高齢者への尊敬の念から、

「認知機能に障害がある病気」という意味で、「認知症」という呼び方に変わりました。

 

そんなこんなで、2004年に厚生労働省が、

「認知症」という言葉で統一しよう!

 

と号令をかけたのです。

 

ボケ老人→痴呆症認知症

と呼び方が変化していったのです。

 

「ボケ老人」と「痴呆」→「認知症の老人」では、

印象が全然違いますよね!

 

高齢者笑顔

photo by : janetevelyn

 

何度も言いますが、

 

呆け老人、痴呆症も、認知症も

「同じ脳の病気」ということです!

 

認知症は、

「病気」なのです!!

 

認知症予防!発症後の進行を遅らせることが出来るかも知れない??

そんなスゴイ超絶な食材たちです!!

毎日意識してみませんか??

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参考記事:認知症を予防できる!ボケ防止に良い食べ物は?脳の老化を防ぐ効果がある厳選超絶食品ベスト10品目!

 

認知症は「脳の病気」であるという事を正しく理解しないとダメ!

 

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私たち介護福祉士は、

認知症の方への接し方をしっかり学んでいます。

 

でも、

ご家族の人たちは・・・

 

「うちのばあちゃん呆けちゃったよ・・・」などと、「病気」という認識が弱いのです。

 

実際は、対応を間違えて接してしまっていることが多いんです。

 

自分の親のお世話・・・

感謝と尊敬の気持ちから!と思っても、

 

毎日の、現実は・・・

  • おしっこやウンチを失敗したり
  • 外に出て帰って来れなくなって、大ごとになったり
  • 食べ物でないものを口にしてしまったり
  • 同じ質問を何度もしたり

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そんな行動に対して、

  • 「もう~何やってんのよ!」
  • 「さっき言ったでしょっ!」
  • 「いい加減にしてっ!!」

 

と家族であるあなたが、言ってしまうのはしょうがない事です。

 

でも、

この様な言葉を認知症のおじいちゃん、おばあちゃんに言ってしまうことは、

 

大きな逆効果なんです!!

 

「自分は何にもできない役立たず・・・」

 

等と自分を更に責め、認知症は急速に進行してしまいます。

こんな声掛けを毎日意識すれば、

「○○がない!!盗ったでしょ!!(怒)」が少なるかもしれませんよ!!

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参考記事:認知症の症状が消える?対応に困った時のスゴイ声掛け!2つの魔法の言葉とは?

 

なので、

認知症という病気に対して、

正しい知識を持たなければいけないのです!

 

 

認知症患者の方は、精神的なストレスに非常に敏感です。

 

 

あなたのストレスや負担・・・

それらを間違いなく敏感に、しかも直感で感じているんです。

 

 

認知症が、どんな病気なのかをしっかり勉強し、

気持ちを楽にして介護に向き合っていくテクニックをこのブログで紹介していきます!!

 

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「認知症の親」の介護に対して、

最後まで負担を大きく感じていたら、とってもつらいことです。

 

正しい知識を学ぶことにより、

 

介護者であるあなたも、

 

そして、

認知症であるあなたの親も、後悔しない最後が迎えられるのではないでしょうか?

 

 

体操認知症の予防!進行を遅らせる効果があります!!

なぜ?体操に認知症予防効果があるのか?

どんな体操が効果的なのかを説明しています!!

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まとめ

 

カタっ苦しい「認知症」っていう言葉ですが、

お世話になった、父、母をはじめとした高齢者の方たちへの尊敬を表した言葉だったんですね!!

 

そのおかげで、

2017年現在、「あの人呆けてるんじゃない?」等、「呆け」という言葉は「禁句」になりつつあります。

 

「あの人認知症かも?」が殆どになっています。

 

このサイトでは、

認知症の人への具体的な言葉のかけ方なども、説明していきますので是非ほかの関連記事も参考にしてくださいね!!

 

最後まで記事をお読みくださいまして、本当にありがとうございました!!

 

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そんな時はこの記事を参考にしてみてください!!

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