「もうっ!やってらんないっ!!無理だよ…」
「頭がおかしくなりそう…」
「介護ストレスでもう限界…」
「いつまでこんな生活が続くのか…」
私は、特養の介護福祉士として、ショートステイやデイサービスの送迎、施設ご利用時の新規面談などで、多くの利用者さんのご自宅を訪問させていただく機会がよくあります。
介護が必要な『要介護者』になられたお父様、お母様を『在宅介護』しているご家族(主介護者)とお会いしていると…
疲れた表情や時々発せられる悲痛な言葉からにじみ出る『つらい介護疲れ』を、接していて感じることがあります。
そんなご家族の『介護疲れを軽減するため』に、私たち『介護の仕事』があり、介護保険制度があるのですが、どうしても制度上フォローしきれない数多くの現実問題があります。
相談すべきケアマネージャに本音を言えず、無理して頑張ってしまうご家族が実はとても多いんです!
- それぞれの家族が抱える切実な多くの問題
- 家族内で助け合えていない悲しい現実
- 大事に育ててもらった親を『親と思えなくなってしまう悲しい毎日…』
なんで私だけこんな思いをしなくちゃいけないの…
もう耐えられない…誰も手伝おうとしてくれないし…
どうして長女の私だけがこんなつらい思いをしなくちゃならないの…
世話がかかるようになった親を、怒ってばかりいる俺って…
でも実際できないよ…お金も大変になってきたし…
いろんな思いがあると思います…
誰かがいつもあなたをしっかり支えてくれて、助け合える環境であれば気持ちが全然ラクになれるはずですが…
2018年の今では・・・
少し前の日本の家庭にあった、『家族みんなで親を介護する』という家族のスタイルが激減し、3世代家族で生活していくことが現代社会ではとても難しくなっています。
なぜなのか…
どうしても助け合いの心が希薄になっているこの時代、自分の事だけで精いっぱいで心に余裕がない…
そんな毎日に更に重くのしかかる、
『親の在宅介護』
photo by : gatag.net
どうしようもない程、あなたの心も…体も限界に近づいている…
そんな壊れそうなあなたの「心」と「気持ち」が、
ラクになれる!!
毎日大変でつらい親の介護がラクになる!
不幸にならない!『10のまほうの言葉と後悔しない親との別れ方』
記事を最後まで読んで、少しでもあなたの気持ちがラクになっていただけたら嬉しいです。
Contents
介護者(家族)たちの『悲しい叫び』と『悲痛な思い』とは?
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家で介護をしている人にしかわからないつらい悩み・・・
他人に言えないくらい、
重くのしかかる在宅介護の現実・・・
photo by : ugururlu0
そんな毎日を送っていると、
「早く介護施設に入ってもらいたい!」
photo by : Gregory Klein
そう考えることは、決して「悪いこと」ではなく自然な事だと思います。
そして、そう考えているのは・・・
あなただけではないです!!
以前、ある家族の家に訪問した時、介護者であるご家族(長女の方)が、苦しそうに重く口を開き、こう話されたことが今でも頭から離れません…
「・・・・・」
「親に早く死んでほしいんです・・・」
「・・・・・」
『早く死んでくれれば、とてもラクになれるんです・・・』
親の「死」を望む娘…
photo by : Delgoff
とっても、とっても悲しいことですね・・・
他にもこんな現実があります…。
この投稿文を読んでみてください。
↓ ↓ ↓
50代男性が抱える、悲しく…つらい母親の介護
母に死んで欲しい。介護に疲れました。
現在無職の50歳代の男です。母は80歳代で重い認知症にかかり腸閉塞も起こしがちで入退院を繰り返し、しょっちゅう施設と病院との間を往復してきました。腸閉塞を起こして病院に運ばれたという連絡が施設から来れば深夜でも病院に行かなくてはなりません。これが何年も続き私の体もウツで参ってしまいました。
介護施設も人手不足や未経験な人も増えて母を介護するには無理があったり、その辺りのひずみが出たこともありました。私ともトラブルになって今まで世話になった人たちに嫌な思いをかけてしまうことにもなりました。
最近になって「介護度が上がり一般施設の方ではもう面倒は見切れない」と契約を解除されました。
母が認知症になる前には十分親孝行をしたし母も感謝してくれています。でもその後、何年もの重病人の介護には心身共にもう限界です。その上収入もない家計に入院料金が重くのしかかってきます。
親戚の者も「大変だな。安楽死はできないのか?」と言ってくれます。5年前に亡くなった父の仏前で近頃は「お母さんを早くお父さんの元に引き取ってくれ」と祈るようになりました。
こんな事を書くと叱られるとは思っていますが、母が生きている限り私の人生は苦しみや対人トラブル、経済苦から逃れられず体も心も疲弊していく一方です。
出典:yahoo知恵袋
お金、経済面からくる「苦痛」は、親子共倒れになってしまう危険性もありますし、精神的にも更に困窮してしまいます。
親を捨てたいとさえ思ってしまう悲痛な叫び
親の介護疲れ、もう限界です。
母親の介護に疲れました。
父は他界し、他に面倒がみれる人がいません。
介護殺人、心中をする人の気持ちが分かります。
親は大切だし、感謝もしてる。
でももうこれ以上人生を潰されたくない。
まだ30代です。
訳あって、20代から介護してます。
施設には入れません。
今の介護認定では無理みたいです。同じ歳の人が家庭をもち、幸せそうにしていると何で自分だけこんな生活をしなければならないのか、と悲しい悔しい惨めな気持ちになります。
少しの事でもイライラして怒鳴り付けてしまいます。
まだ手は出てませんが、あまりにも言っても聞かない時は殴りたくなる衝動を必死で堪えています。
正直もう縁を切りたい。
本音を言えば親を捨てたい。
産まれて幸せな時なんて無かった。
人生の一番良い時を親に潰されもうこの先明るい将来なんて無い。
生きてるのが辛い、死にたいけど死ねない。
そんな事ばかり毎日考えています。
出典:yahoo知恵袋
こんなに悲しい言葉を口に出してしまう程の、
つらいつらい現実と毎日…
こんな悲しくて、つらい思いをしなくてはならない現実が、
2018年の今、この日本の高齢化社会の中で!
私たちのすぐ身近な家庭で起きてしまっているのです。
いろんな事情があるにせよ、今まで育ててもらった「親」を、こんな悲しい目で見てしまうのであれば・・・
誰かに!!
絶対に誰かに相談して頼るべきです!!
このままそんな悲しい心のままでいたら、
あなたも、あなたの親も…
地獄のような悲しみだけが残る毎日を送ってしまうことになります。
あなたが、今、
家族や親戚、友人など身近な人で相談できる人がいなければ、ぜひ『介護の専門家』に相談してみてください!!
というか!!
必ず誰かを頼ってください!!!
その為に!
私たち介護福祉士やケアマネージャ―がいるのです!
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親はあなたが「不幸」になる事を望んではいない!
あなたが不幸になってしまうことを、あなたの親は絶対に望んでいない…。
親の死を望む子供にはなりたくない!
そしてあなたの親もこう考えているはずです!
『わが子にそんな悲しい思いをして欲しくない!!』
自分の介護で、我が子が不幸になる事なんか絶対に望んでいないはずです!
そうならない為にも!!
「今は誰かに話をしてください!」
↓ ↓ ↓
無理をしすぎないでください!!
介護の相談は地域包括支援センターに!!
お金の事、介護保険サービスの事、つらい悩みなど、介護に関わる全てにおいて相談に乗ってもらえます。
特別養護老人ホームや有料老人ホーム、グループホーム等の介護施設への入所について、今後どうして行ったらよいのか?をしっかり教えてくれます!
下記の厚生労働省のホームページから、お住まいの地域包括支援センターにたどり着きますので、まずは聞くだけ聞いてみてください!今のケアマネに相談できなかったことなど、今のつらい思いを話してください!!
↓ ↓ ↓
地域包括支援センターでの相談は、基本的に介護保険サービスの範囲内でのサポートになりますが、介護の悩み全般をしっかり聞いてくれますし、必要によってはすぐに対応もしてくれます。
ですが・・・
特別養護老人ホーム入居などの『施設介護サービス』利用は、残念なことにすぐに対応してもらえないのが現実です。ショートステイやデイサービスなどを併用利用した負担軽減が主な目的で、家での在宅介護がベースです。
介護保険の制度上、いろいろな制約やしがらみがあって、なかなか介護施設に即入居ができるわけではありません。一昔前と比べれば、特養も増え入居待ちの時間は少なくなってきましたが、それでも入居までの待機時間は長かったりします。
『早く今のつらい状況を何とかしたい…』
『このままだと自分たちの生活がおかしくなってしまう…』
そういう緊急性があれば、老人ホームへの入居を考えてみてください。
有料老人ホームだからこそできること
- 民間の企業が経営しているので素早く対応してくれる
- 空きの部屋があれば可能な限り早く入居できる
- 親の要介護状態によって柔軟に選ぶことができる
ですが・・・
冷静に話をすすめ、入居する有料老人ホームを選ばないと、有料老人ホームもいろいろ問題があったり、介護職員のサービスのレベルが低かったりと、施設選びに失敗してしまうリスクもあります。気になるようであれば、介護福祉士目線、介護施設で働く職員目線で書いた記事なので参考にしてみてください。
↓ ↓ ↓
現役介護福祉士が教える!危険な有料老人ホームを見抜く8つの重要チェックポイント!失敗を防ぐ良い施設の見分け方とは?
また、ほかにも【介護付き有料老人ホーム】や【住宅型有料老人ホーム】など、親の今の状況に合わせた慎重な老人ホーム選びが必要です!
こればっかりは僕も専門外なので、有料老人ホームを専門に扱っているプロに相談してみましょう!
↓ ↓ ↓
有料老人ホームの相談・資料請求はこちら!
【きらケア老人ホーム】
首都圏専門で運営しているので、多種多様な相談ができますし、首都圏の情報網に特化しているのが【きらケア老人ホーム】です。
きらケア老人ホーム【首都圏に強い】 | ||||||
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首都圏の有料老人ホームの事なら、信頼できる有料老人ホームの専門家にまずは聞くだけ聞いてみてください!
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【全国対応 LIFULL介護(旧HOME’S介護)】
全国32,000件以上の老人ホームや有料老人ホーム、 高齢者向け賃貸住宅、特別養護老人ホーム(特養)などの情報を紹介している 業界最大級の介護施設検索ポータルサイトです。お近くの有料老人ホームの施設情報など資料請求してみてください。
全国対応 LIFULL介護(旧HOME’S介護) | ||||||
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お住まいの地域の老人ホームの情報を詳しく知りたい方は、こちらをクリックして気になる施設を『資料請求』してください。
有料老人ホームを探すなら業界最大級のLIFULL介護(旧HOME’S介護)
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あなたは、独りでがんばり過ぎていませんか?
あなたは、今・・・
親の介護だけでなく、他にも多くのストレスを抱えてしまってはいませんか?
- 仕事のストレス
- 家族のストレス
- お金のストレス
- カラダのストレス
- その他
心に余裕がない状態だと、全ての事が、マイナス思考・ネガティブに物事を考えてしまいます。
そんな時だからこそ!!
・誰かに!相談できていますか?
・誰かに!話を聞いてもらっていますか?
独りで悩み続けてはいませんか?
Photo by : SimonaR
もし、誰にも話せていないのであれば・・・
あなたはひとりで頑張り過ぎです!!
これは、本当にかなり危険なんです・・・
- 今は我慢すればいい…
- 私がシッカリしなくちゃ!
- 誰も助けてくれないから、自分で頑張るしかない…。
こんな風に考える必要は全くないのです!
『じゃ、どうすればいいのよ!?』
これから紹介する『壊れそうなあなたの心がラクになる10の魔法の言葉』を、数回読んでみてください。
もしかしたら少しだけでも!
あなたの心がラクになるかもしれません!!
壊れそうなあなたの心がラクになる10の魔法の言葉とは?
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※ここで紹介する魔法の言葉は、私が相談員として利用者さんのご家庭に伺った時に、悩んでいる娘さんから教えてもらった「本」に書かれていた言葉です。
紹介して下さった長女の方は、「この本に本当に救われました!」と笑顔で話されていました!
photo by : Anna Logvinova
家での在宅介護が『ラク』になる10の魔法の言葉
①「がんばらない」は幸せのおまじない。
②壊れてしまう前に、自分自身を救ってあげて。
③危なくなったら、迷わずSOS。
④親も子も幸せなのが、がんばらない介護。
⑤忍耐なんて、美徳ではない。
⑥『いい加減な人』になろう。
⑦険しい道ほど、のんびり歩こう。
⑧休むことを休んではいけない。
⑨介護はつらい。でも後悔するのはもっとつらい。
⑩看取ったあとには、晴れやかな気持ちになろう。
出典:野原すみれ「介護がラクになる魔法の言葉(出版社:大誠社)」より一部抜粋
少しでも手を抜いてもいいんじゃないでしょうか?!
そんなに耐えなくていいんです!!
肩の力を無理やりにでも抜いて下さい!!
誰かに頼ったり、任せてもいいんです!!
「ま!いいっか~!!」
photo by : Miss Wetzel’s Art Class
まずは肩の力を抜くことが一番大事です!!
気持ちに少しでも余裕が持てたら、冷静になって『これからの自分・親が迎える最後』を考えてみてください!!
辛いかもしれませんが無理やりでも心に余裕を作ることで、『後悔しない親の最後』を迎えることができると思います。
大事な親を看取った後に・・・
後悔せず、少しでも晴れやな気持ちになれますように。
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最後に…親子の動画です。
こんな素敵な動画がありましたので、
まだ時間があったら是非見てみてください!!
↓ ↓ ↓
最後まで記事を読んで下さいまして、本当にありがとうございました!
関連記事も下記にありますので、是非参考にされてみてくださいね^^
在宅介護や介護の仕事でお悩みの方は【イイね!=Like Page】を押して最新情報をご覧ください!
この記事を今読めたことに心から感謝します。
僕は介護なんてまだまだ考える歳ではない年齢ですが、最近自分のことで精いっぱいで、全然親のことを考えられていないことに気づかされました。
親に恩返ししたり、親に優しくしたり、親に笑顔を見せたりするのにも時間は有限だということを思い知りました。
そして、自分が介護をする年になったときに、自分も親も「楽に」「幸せに」日々を一緒に過ごしていけるように、今から親を大切にし、心も経済力も豊かな状態にしていこうと思いました。
読んでいる間中、ずっと泣いている自分がいました。心の中で、最近自分が親をないがしろにしていることに気付いてはいたんですね。すべてが心にじりじりと沁みて・・・。
介護のイメージが自分の中で変わりました。
介護=気の重いもの、ではなく、自分を育ててくれた親を最後まで幸せにしてあげるための大切な時間、というイメージに変わりました。
素晴らしい記事との出会いに感謝です。