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「認知症の人の気持ちや心の中なんて、わからない!!」
そんな風に思って、
認知症の人に優しく接することが出来ない介護者は多いはずです。
そんな時には、
認知症患者の方たちの「不安な心の中」を疑似体験できる、
「認知症疑似体験」を体験してみましょう!!
- 在宅で毎日大変な介護をしているあなた!
- 介護職員として仕事として介護をしているあなた!
認知症の人への対応や接し方が必ず変わってくるはずです!
Contents
人の気持ちを解ろうとする力は「人間力!」
介護士の仕事に就いて、10年近く経とうとしていますが、
最近一番思う事があるのです。
それは、介護の仕事って、
「とっても人間力が必要!!」って事。
photo by : Miss Wetzel’s Art Class
認知症の方たちと接していると、
もの凄く「聞く力」が必要だし、
自分の気持ちを前向きにコントロールする為のテクニックも必要!!
そして、
何より、この介護士の仕事はプロ意識がないと務まらない!!
だから、
専門知識や技術を学ぶ必要があるんです!!
認知症患者の方への対応も、
専門知識と会話力・聞く力・解ろうとする気持ち、などの技術が絶対に必要不可欠なのです。
そうは言っても、
介護職員も人間!!イライラすることがたくさんあります!!
イライラを少しでも少なくする為にも、
自分の気持ちをこんな感じでコントロールしていくといいですよ!!
在宅介護でも同じです!
認知症の人の気持ちを知ろう!疑似体験①
「認知症の人への上手な対応」は、
専門知識と上手なトーク技術が必要です!
まずは、一番大切な部分として、
「認知症の人の気持ちと心」を知る努力をしてみましょう!
photo by : Mario Pleitez
認知症の人への接し方として、
大前提に、「認知症の人の気持ちと心」を、理解しようとする、あなたの気持ちが最も大切です!
認知症の研修に参加した同僚が見せてくれた資料の中に、衝撃を受けた文章がありました!
この文章を読んで、こう思いました。
「認知症の人の心の中ってこうなのか!?」
まずは、この文章を読んで、
認知症の人の気持ちを疑似体験してみて下さい!
↓ ↓ ↓
「疑似体験をしてみてあなたは、どう感じますか?」
ここはどこでしょう?
見たことのあるような、ないような風景が広がっています。家が並んでいますが、日本のような日本でないような気がします。人もちらほら歩いています。日本人のようですが何を話しているのかよくわかりません。
突然後ろから男の人の声がしました。見ると私に何か話し掛けています。でも、聞いたことのあるような言葉でもあり、他の国の言葉のようでもあり、何を言っているのかよくわかりません。
男の人は、ますます話し続けています。声がだんだん大きくなります。怒っているのでしょうか?立ち去ろうとしたところ、突然男の人に腕を掴まれました。
出典:認知症実践者研修
photo by : amira_a
「どう感じましたか!?」
- ここってどこ?知らない場所・・・
- 解らない言葉・・・
- 知らない人しかいない・・・
私たちでも、遠い外国の全く知らない街に、一人でポツンといるだけでも、
「とんでもなく不安を感じませんか?」
photo by : Giorgio Luciani
そんな気持ちの中、
「無言で急に腕を掴まれたら??」
「どうですか?」
あなたは、どんな気持ちになったのでしょうか?
近い将来、この機械でしっかり認知症疑似体験できるようになる未来が来ます!!
介護施設や在宅介護での「虐待防止」にきっと効果があるはずです!!
認知症の人の心!想像を絶する「不安」を少しでも理解してみましょう!
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更にその先があります。
介護施設の現場では、本当に忙しい毎日を送っています。
そんな中、
時間に追われている職員さん達は、認知症の利用者さんにゆっくり話し掛ける為の心の余裕を持てなくなってしまっている事が多くあります。そんな私たちの事を、認知症の方たちにとってはこの様に感じているのかも?しれません・・・。
↓ ↓ ↓
ビックリしていると今度は、勝手に私のカバンを取り上げました。そして、カバンの中を探していますが、カバンから手を離すとその人は、今度は私の手を掴み、私をどこかに連れて行こうとします。グイグイ引っ張っていきます。家に帰ろうと思いましたが、家がどちらの方向かもわかりません。しばらく引きずられるように歩いていると、どこかの家に引きずり込まれました。
その家には、男の人が1人と女の人が1人いました。先程の男の人は、私の方を指差しながら何やらその2人との話をしています。そして、3人で私を取り囲むと、また何やら早口で話し掛けてきます。
いつまでこんな事が続くのかと思っていると、入り口から隣に住む田中さんが入ってきます。田中さんは私を見て、ゆっくりと話し掛けてきました。「私と一緒にお家に帰りましょう」
出典:認知症実践者研修
これを読んでいると、
介護者が一方的で早口な声掛けをしているから、認知症の人が状況を掴むことが出来ず「物事の理解ができなくてとても不安・・・」という気持ちだけが残っている。
そんな印象を受けます。
こんな時の認知症の人の気持ちを考えてみましょう!
- 「不安で何をされるかわからない!!」
- 「バカにするな!!」
- 「私に何をする気なの!?」
- 「俺に何をする気なんだ~!!」
- 「私はこれから何をされるの・・・」
- 「あなたは誰?」
- 「何を言っているの?」
photo by : Jonathan Kos-Read
「どうでしょう?」
このような時の認知症患者の方たちの心の中にあるのは、
「大きな不安感!!」なのです。
何をされるのか解らない不安から、
「暴力や暴言」という行動表現になってしまうのです。
photo by : Jeromy_S
「どうですか?」
何となくですが、
どのように接していったらいいか解ってきたと思います。
私たち介護者が、認知症患者の方にすべき対応とは?
それは、
「安心」してもらう事!!
「あなたを迎えに来ましたよ~」っていう気持ちを持てば、
自然と介護者である私たちの言葉と態度が変わってきます!!
優しく安心してもらえる接し方、対応が
認知症の人たちへ出来るようになるはずです!!
次は、
認知症の人への具体的な上手な声掛け、接し方の方法です!
↓ ↓ ↓
続きはこちら!
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